今回は曲でなくアルバム。

このアルバムに出会ったのは、中学3年生くらいの時。
当時、洋楽や映画音楽、日本では横浜銀蠅なんか流行の音楽。
今思えば、何でもかんでも聴いていた。

しかし、オフコースは何故か毛嫌い。
もう聴こえると耳を閉ざすような感じ。

女々しい。そんな感じだったかな?

当時NHKで、「600、こちら情報部」という若者向けの番組が夕方毎日あり、時々オフコースの情報を行ってる時も、わざと心を閉ざすと言うくらいの徹底さ・・・

ある時、友人の家で遊んでいる時、掛かっていたのがこの曲。

「心はなれて」のインストゥルメンタル。

何、この曲。ええやん・・・・

オーケストラ、弦楽器が悲しく奏でる。

そして最後に、ハープが天を駆け巡るように鳴った後、いきなり「愛の中へ」が・・・

私の脳天にも、グサッと刺さりました。

すごい・・・
オフコースだったんだ、これ・・・
食わず嫌いと同じ、聴かず嫌い。

曲だけでなく、このアルバムの構成が大好き。
起承転結。綺麗にまとまっている。

それがきっかけで、オフコースを聴きまくり。
最初の方のアルバムは「?」の付くような曲もありますが、素敵な曲も多くあり、好きな曲だけを録音してもらいBESTを作ったり。

しかし、既に解散との噂あり。

アルバムも、「We aer」から「over」に。
そして「言葉にできない」の最後のフェードアウトの時に、かすかに聞こえる「We aer over thank you」・・・

やっぱ、解散?

今まで興味すらなかったのに、心配・・・

蛇足ですが、ライブ映像。

1982 10・28だったかな?

武道館での5人でやる最後のライブ。

最初の心はなれての時に、真っ暗の中レーザー光線がゆっくりとさまよい、ハーブの音が終わってどか~ん!!と愛の中へが始まり照明が。

感動物です。

それから「言葉にできない」

小田さんが感極まって歌えず。伴奏のみが流れ、何度も歌おうとするけど声を発する事ができない。

途中からバックスクリーンに、何万本ものひまわりの映像が映る。
ものすごすぎます。

ま、聴いて、見て味噌!








SIDE A

心 はなれて(インストゥルメンタル)
作曲:小田和正

愛の中へ
作詞 作曲:小田和正

君におくる歌
作詞:鈴木康博 大間仁世、作曲:鈴木康博

ひととして
作詞 作曲:小田和正

メインストリートをつっ走れ
作詞:鈴木康博 大間仁世 安部光俊、作曲:鈴木康博

[編集] SIDE B

僕のいいたいこと
作詞:小田和正 大間仁世 松尾一彦、作曲:松尾一彦、ストリングス編曲:鈴木康博

哀しいくらい
作詞 作曲:小田和正

言葉にできない
作詞 作曲・ストリングス編曲:小田和正

心 はなれて
作詞 作曲・ストリングス編曲:小田和正