さて、先日書いた不思議な事の詳細です。

休日のポタリング。サイクリングとも言いますが、少しずつ距離を伸ばしたり、高い所を超えたりしたいと思ってます。

その試練の1つに、親父の墓。お袋の墓参りが入ってます。
離婚さえしなければ、1回で墓参りが済むんですが、別れて別々の墓に入ってますから面倒です。

親父の墓は、山一つ越えなければならず。
お袋の墓は、下関の一番端っこ彦島の山の上。

まぁ、時々車では行ってますが。
そうそう、お袋の墓は、お袋の親父、つまり爺様の入った隣にありますから、自然と一緒に参れます。
しかし、親父の方の親の墓は、下関の新地にあり、もっと参る回数が少ない訳です。

土曜日のポタリング時。
何故か出発時、その事が気になりました。
しかし、途中で完全に忘れてました。

ラーメンを食い、デザートを買いに行き、山の田の交差点付近。
さて、どの道を進めば、下関駅まで一番楽に行けるか?

そこで国道を下るという選択が浮かびました。
そのルートで行けば、ちょっと脇にそれれば、親父方の爺様たちが入った墓の近くを通り、ついでで参る事が出来ますが、途中長い坂があり却下。

じいちゃん、ばぁちゃん、ごめんなさいという気持ちでいっぱいです。

どのルートが楽か?
考えると幡生の方に行き、線路沿いを走り、大坪で下関短期大学のそばを通る道を上がって降り、新地に出て下関駅にというのが楽かなと。

で、幡生を過ぎ大坪付近。
ふと糸で引っ張られるように、道から外れそうになる。

あれ!?
下関にあんなに住んでいながら、こっちの道。知らないぞ?
すごく引っ張られる感じ。

じゃ、進め!!
コンビニの横から入って・・・
するとすぐに急な坂・・・

し、しまった!!
この坂道、きついやん!!

しかし1度決めたらこぎ続ける!!
何かが呼んでいる。

上った所で、右側に呼ばれるように曲がってしまった。
そこには線路を横切れる、自転車が走れるくらいの橋が・・・

幡生は電車を修理したり、置いたりするんで線路が何車線もあり、こっちの道から線路の向こうまでの距離があって、横断できる所があるとは全然知らなかった。

ふ~ん、こんな所に橋が・・・
変な力に呼ばれたら、こんな所に来てしまった。
と笑って自転車で渡り、ほんの数十メーター走ったら見覚えのある道に!!

あ、あれ!?

ここ、ばぁちゃんの所の墓場の入り口やん!!

そこから100m位山を登ると、うちの墓。
いつもはそこから上がるんで、その先の先ほど渡った橋なんかある事は、全然知らなかった。

あちゃ~!!
じいちゃん、ばぁちゃん。
会いたがってたんや・・・

だから俺を引っ張ったんや・・・

当然、そのまま山道を登り、先祖の墓参り。
ごめんね、あんまり来れんで。

しっかりお参りして帰りました。

まぁ、言葉にしてますが、何とも言えん引っ張られよう。
逆らう事が出来ずに行ってしまいました。

そこには先祖の墓。

久しぶりに、不思議体験をしました。