小説を年に100冊以上読んでいる。

今読んでるのが、重松清の「かっぽん屋」という本。
その中に、「失われた文字を求めて」という作品がある。

本好きな主人公が入った会社が、本を読んで内容を要約しPCに入力するという物。
1日に20冊読まないとならず、それを全部頭に入れておきたいが、先輩社員の進言が、頭に入れ入力した端から忘れろと。

本が好きなんで、それをすると本を読む楽しみがなくなる。
だから、文の中に「ぬ」の字を探し、それが出てくると悶えるように嬉しがるようになるんだが、なかなか「ぬ」という文字が出ない。

云々という感じ・・・

「ぬ」かぁ・・・

ただ、「め」に丸が入っただけなのに、言われてみれば「ぬ」という平仮名はなかなか使わんなぁと。

ん?

「わ」と、「ね」はどうだろう?
と思ったのが運の尽き。

「わ」という文字はすぐに頭に浮かんだが、「ね」という平仮名が頭の中に浮かばない。

え!?
「ね」って、「わ」に丸が入った字だっけ?

やばいです。
頭の中に「ね」の字が浮かばん。

手のひらに、あいうえおを書いてく。
「ね」以外の平仮名は全て掛けますが、「ね」の字だけ書けん。

やばい・・・
「ね」の字がインプットされている脳細胞が死んでしまったか。

すぐさま、その小説から「ね」の字を探していく。

「ね」、あった!!
やっぱ「わ」に丸が付いたものだった。

小学1年生の子が聞いたら、笑われちゃいます。

思い出したのか?
はたまた、脳の違う所にインプットされたのか?

「ね」。覚えたぞ~!
といいつつ、「わ」に丸が付いたら「ね」。
違和感がぬぐえん。

1時間くらいしてもう1回確認して思い浮かばないから、また頭の中に「ね」再入力。
やばい、俺の脳細胞。

若年性アルツハイマー?

こうやって、少しずつ覚えてることが抜け落ちていきそうです。