疑似餌工房 座敷童子 〔別館〕

2006年04月

昨夜、一寝入りしたら熱も下がっていたので、強行出撃。
TEPOさんが釣れ、魚屋555さんが釣れ。
次の日の夜に出かけるも、いずれもあたりすらなし。
どうやら、ボウズ地獄にはまったようだ。

何たって今年はまだ3匹しか上げていない。
これまでに無い不漁だ。

ただ、魚だけが原因ではなく、自分のテンションが非常に低いのに気付く。
何も無ければ、魚が居ないのだろうと諦めムードにすぐなってしまう。
次に来るのは、帰ろうかという考え。
これじゃ、粘れない訳だ。

やっている最中、ふと考える。
寝ていた方がいいんじゃない?
本当に自分は魚釣りが好きなんだろうか?
ただ、HP更新する為に行っているんじゃないかと。

これまでにも、何度と同じ事を考え今に至っている。
この気持ちを打破する最大の薬は、魚が釣れる事。

さて、GWは潮が悪いしどうしよう・・・

スズキ釣りは夜。
時には、眠たさのあまりに極限状態になる。

そんな時の車の運転。
とんでもなくボケてしまう。

そんなシチュエーション。
3度も車をぶつけてしまった。
2度は船を係留するためにくくり付ける杭(?)
もう1度は、ポンと飛び出た何だか知らない金属。

そして極めつけは、舌炎症をおこし唾もろくに飲み込めず。
病院に行った帰りに朦朧として右のサイドの下を思いっきりこすり凹ませた。

この連休を使い、修理しようと決意。
しかしホームセンターなどではほんの少ししか入っていないパテが3000円くらい。
そんな訳でネットで3.5Kgを3000円で。送料などもあわせても4000円くらいで買えました。

さて初日の今日。
今日の目標はパテを塗り凹みを無くし平らにする。
他の凹みはたいした事は無いけど、最大の難関は右サイド下の30cm近くのやつ。
とりあえずペーパーで塗装を落とし、その後脱脂。

穴の大きさで大体そのくらいのパテを取り出し、凝固剤と混ぜる。
すかさず塗りつけるが柔らかく垂れていく。
が、すぐに熱くなった。
あ、固まってる!!
やばい。慌てて残りの奴をぬすくり付けるが、すでに粘着力は無い・・・
あ・・・
しまった。作りすぎた・・・

なんたって安いだけある。外国製だもん。
説明は全て英語。
フランス人&ドイツ人を親に持つ私だが、英語だけはいかん。
と言う訳でよう分からず。

そんな訳で、1回じゃ無理と言うのが分かり、少量を作り塗りつけペーパー掛けの繰り返し。
これが地面に寝て空気枕状態でやるからキツイのきついの。
おまけに面倒なんでグラインダーも使うから、すげー粉塵。
雨も降ってくるし・・・

何とか盛り上げのみは終了。
あとは削らないといけないが、気力が・・・
あ、やべぇ・・・
何だ、この体のだるさは・・・

どうやら1日中地面に寝て、雨にも濡れてやったために風邪をひいたようだ・・・
本日、行けそうも無い・・・(涙)

しかし、ふと思った。子供にも言われた。
ペーパー掛けをしていて・・・

会社と同じ事をしているじゃん・・・
まぁ、だからやろうと思ったんだけど。

暇なんで、削り出しを終えたアバウトにアイや重りを埋め込むことにした。
ちなみに削りだし終了のアバウト。
まだ20本以上ある・・・

工房にはドブ浸け真っ最中のルアーが50本くらいぶら下がっているし・・・
どうするんだよ、オレ・・・

さて、私が使っている奴はアロンアルファのお徳用。
ヤクルトくらいの大きさの容器に入っている。
久しぶりに使ったんで、穴がつぶれていて開けるのに苦労した。

アイ&重りを埋め込み左右の魚の形をしたブランクの貼り付け。
このまま、数箇所瞬間接着剤を付け固定し、テール周りのバルサの部分にミシン糸をくくりつける。
このひと手まで、キャスティング時にストラクチャーにぶつけた時に、テール部分のバルサがめくれあがる事が無くなるので、見た目は不細工になるが我がバルサルアー達には必ずやる作業。

そして、このままドブ浸けするとバルサの表面のけばけばに空気を一杯貯めこみ、セルロースは泡だらけ。
続けてドブ浸けできない。
そこで瞬間接着剤で目止めを行う。
それと素材強化も兼ねて、瞬間接着剤を満遍なくルアーに染み込ませないとならない。

さて、塗り塗りっと。
が、先ほど開けた穴が大きく予想以上に接着剤が流出。
あっと思う暇も無く、ルアーを抑えていた指に。

指が厚くなり、くっついてしまった。
まぁ、よくある事だから。
慌てず騒がず、ゆっくり力を入れて外していく・・・
外して・・・


外れないぞ!!!


まてまて、落ち着け。
何で外す時に指がこれだけ痛いんだ?

あっ!!そういえば作業前。
仕事で熱くなった指の皮。
やすりで削ったんだ!!

身の上の薄い皮のみを残していた私・・・
引っ張れば痛いはずだ。
瞬間接着剤を剥がす液体があったんだけど・・・

げ!!全て使ってチューブはペラペラ。
やべ、どうやって外そうか?

仕方なく左手にデザインカッターを握り、少しずつ皮とバルサの間に刃を入れていく。
やっぱ痛いのは嫌なんで、どうしてもバルサの方を削ってしまった。

オペ終了後、削ったルアーのテールに再度瞬間接着剤で盛り上げサンド掛け。

おのれ~、今まで作った子で、一番親不孝じゃ~!!
使用時にや、ええ仕事せぇよ~!!

私の親父は、水虫でした。
それもそのはず。
鉄工所をしていた親父は、仕事中は長靴。
蒸れに蒸れてなるはずです。

そんな親父の草履など履いていた私。
そうとう抵抗力があったはずでした。

が、今から18年前。
出向で行った横浜の水虫菌は強かった。
というか、仕事が背広に革靴。
それも、最悪夕方出勤。
そのまま朝になって、次の朝まで仕事。
またまた、その朝から夕方まで48時間ブッ通し。

その間、仮眠時間が3時間×2回の時のみ、靴を脱げると言うもの。
これじゃ。水虫にもなっちゃいます。

軽いもので、皮がむけて時々痒いというもの。
冬は冬眠していて、皮膚が白くなっているのみ。
やっぱそれでも嫌なんで、色々な薬をつけたんですが完治せず。
半分諦めていました。

付けていた薬が無くなったんで、女房に薬を買いに行くことを頼んだところ、どうせダメだろうと言うことなのか、一番安く1000円くらいの軟膏を買ってきた。

が、これがすごく効き3日ほどできれいな皮膚に。
すげ~ぞ。この薬!!

ここで止めたら、水虫菌にただ抵抗力を付けてやるだけなんで、その薬が無くなるまで塗り続けてやる!!

本日考えてしまった。

私の歳は38歳。
気分はまだ25歳くらいなのに(マジで)。

ふと、自分の人生を振り返ってみた。
一番楽しかった頃の18歳の時を思い出す。
もう、その時まで生きていた倍以上を生きている事に気付き、びっくるすると共に愕然とした。

38歳を倍すると76歳。
おそらく、その歳まで生きていないだろう。
つまり、人生の半分は既に通り越している訳だ。

それも元気で動ける歳となりゃ、あと15年は無いだろう。
そう考えると、1日1日が貴重な日々に思えるようになってきた。

さて、その貴重な日を使って、さらにスズキを釣らねば・・・

竹の子40Kg位を採ってきました。
帰り道はふらふらです。

今回は中華丼に入れようかと思ってます。
中華丼と言えばイカですね。

そろそろイカのシーズン。
そういえばイカ釣りが上手い人が、私の釣り仲間にぎょうさんいましたねぇ~。
ジェイソンでも、皆さん。
喜んでいただきますのでヨロピクです。(笑)

あぁ、足長ダコは、もう結構です(笑)

ボウズ続きの私。
本日は少し早めの夕食をとり、いざ出陣。
今日はウェーディングと洒落込んでみた。

この時期のウェーディングは危ない。
海草がそこに引っかかったり、コケ(海苔?)が生えていたりして滑りやすい。
当然、ライフジャケットはしなきゃ。
私のは、手動膨張式のライフジャケットだ。」

水の中に入る前に儀式がある。
ライフジャケットの右下に、ジャケットを膨らます紐がある。
これがちゃんとライフジャケットの下から出ているか。
そしていざという時には、ここを引っ張ると言う確認だ。

さて、儀式が終わり入水。
この前よりは水が温かい。
腰まで入り数投目。
バイト!!
即あわせ。
が、生体反応が無い。
ん!?
この感触から言えば、ロープ?

何度竿を振り回しても外れず。
ラインを巻いていくと、真下まで行けた。
が、ぎりぎりウェーダーの水が入らないところ。

足でロープである事を確認。
ラインを真上に上げるとロープが上がってきた。
この仕掛けは、モクズガニの籠?

ルアーを回収し、ロープを引っ張ってみると案の定編み籠が。
しかし、餌もカニも入っておらず。
ずーっと放置されていたもんだ。
こんなとこにあったんじゃ、またルアーも引っかかるし、足もかけちゃうから危険だ。
とりあえず、ルアーを通す所じゃない所に移動。

とその瞬間。石のでかいのが!?
え、こんな所にこんなもん。
この間までなかったよ!!

バシャ~ン!!
うぎゃ~!!

とりあえず、立てば足が付く所だ!
もちつけ~、俺~!!

冷静に判断するとうつ伏せだ。それもスカイダイビングのよう格好で浮いている。
ウェーダーを履いているにもかかわらず、足だけ浮いて顔が水の中に入っていないぞ。
とりあえずは、ライフジャケットの紐は引っ張らなくてもよさそうだ。

おりゃ!!
水を両手でかき上半身が上に行くように。
足も下のほうに行ったからもがくと、地面に足がついた。
ほっ・・・

気付けば、防寒着の袖口から水が入り肘までぐっしょり。
ウェーダーはベルトをしていたからよかったものの、起き上がった時にベルトの上まで入っていた水が防寒着を伝って入り、パンツはびしょぬれ。
首下から入った水で、中のシャツまでぐしょ濡れ。

防寒着が、防水し立てのおかげで、このくらいの被害で済んだ。
まぁ、生きているからいいか。
その後、竿を振るも本日は思いっきり流れも無く、とっとと帰宅だす。

皆さんも、落水した時は気をつけて。

15年通い続けた散髪屋を、本日解雇しました(笑)。

下関に住んでいた時から通ってましたが、小野田の方に引っ越してもわざわざ通ってました。
なんだか、散髪だけで下関まで車を走らせるのもと感じてはいたんですが、飛び込みで入って気に食わない髪型にされても嫌なんで。

本日行った所は、会社の同僚に教えてもらいました。
前の散髪屋より、ちょっと下手かなとは思いますが、値段も考えるとおつりが来るくらいです。
女房も、散髪代が安くなったと大喜び。

どうせアバウトな私。
ちょうどいいかも(笑)

中学生の時の話である。
私は隣の学校に通っていた女の子に恋をしてしまった。
隣といっても、住んでいるのは私の行っていた校区。
なぜだか、隣の学校に通っていた。
彼女に会ったのは小学生5年生の時。
同じ塾に通っていた。

意識し始めたのは中2の時だったかな?
うちの塾では、毎回のテストで50点中35点以上で無いと、足りない点の分だけビンタやケツ竹刀のお仕置きがあった。
といっても、今考えると愛情の表現。
今あの時の先生に会えば、猪木に皆さんがしてもらっているような感じで、もう1回叩いてもらいたいもんだ。

さて、そのテストの採点は隣り合った人間がしあうというもの。
彼女は成績は中の上くらい。
たまたま隣だった時に、叩かれるのが忍びなくって採点をごまかしてあげた事で仲良くなった。

ある日、私は自分の恋心を塾の帰りに彼女に伝えた。
その次の塾の時に、返事の手紙が来た。
答えはNO。
けど、仲のよい友達でいたいと言う事が書かれており、文通をしないかと言う事が書かれていた。
今はメールの時代。笑っちゃうが、昔はそんな事で気持ちを伝える手段があったんだぞ。若者達。

最初はある病院の草むらの中にビンを隠し、その中に手紙を入れておくというスリリングなやり取りだった。
その後、彼女のマンションの郵便受けに代わったが、今度は私一人がスリリングな気持ち。
なんたって、そこのうちの娘がOKしているんだが、よそ様の郵便ポストの中の物を持っていくんだもん。
何度か管理人に不審に思われ、ポストの前を素通りしたか(笑)

やり取りをしていて、同じ薬師丸ひろ子ファンと言う事が分かり意気投合。
そんな2人であったが、ある日、彼女の恋の相談をしたいと言われた。
手紙の中には、カセットテープが入れられていた。

BGMに悲しい曲が流れ、「座敷童子くんへ」から始まり、色々相談事が語られていた。
彼女が恋したのは、同じ学校の先輩。
私の事が嫌いではないが、その人の事がやっぱ好きだというような事も語られていた。
結局彼女はその先輩の事が忘れられないようで、私も他の女の子を好きになり、自然に文通も終わった。

しかし、今でもそのカセットテープのBGMが気になって気になって。
いい曲なんだけど、何って曲かも分からない。

1年前くらいに前に、野生の証明の本を読んだ。
何度目だろう?
ふと映画の方も気になり、映画のサントラ盤のCDを手に入れた。
聞きたい曲は「男は~誰も皆。無口な兵士。黙って、死ねる人生。それさえ、あればいい~」と言う曲。

それを聞いて満足して、他の局は聞いていなかった。
が、本日。ふと車の中でかけた。
すると7曲目だったかな。
血がサァ~と引いた・・・

あ、あ、あ、・・・・あの曲だ!!!

彼女のテープでBGMに使われていた曲が!!
あぁ・・・薬師丸ひろ子が主演していたこのサントラを使っていたんだ。

ふと、23年前から顔を見ていない彼女を思い出した。
今頃、いいお母さんになってるんだろうな。
私のように、幸せな家庭を築いている事を祈ってる座敷童子でした。

会社の帰り道。
バイパスにていつものごとく、車を走らせて帰宅。

しかし、何だか変だぞ?
ふとスピードメーターを見る。
100Km/h!?

このアクセルの踏みだと、70~80Km/h位のはず。
何で?

すると車が横に流される。

あ!追い風なんだ!!
ワンボックスなんで、もろに風の影響をうけるんです。

それにしても、本日すごい風。
これじゃ、魚釣りには行けません。

明日は風がおさまるといいんですが。

さて、最近ルアー作りを休止してます。
ドブ浸けしたアバウトのコーティングが変になったんで、1回そこの部分までペーパー掛けをしないとならず。
面倒なんで、全てストップしていました。

昨日から、ぼちぼち始動。
何度かペーパーをかけドブ浸けすると、すごく綺麗に仕上がるんです。
やっぱ、手間をかけろと言う事ですかね。




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