疑似餌工房 座敷童子 〔別館〕

2023年08月

お祭りと言えば、子供の頃から行ってた長府の数方庭。

婿殿が行きたいと言うので言ってみました最終日。
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朝から、だらだら。昼から夕方まで昼寝。
今日も、YouTubeにあげる小田さんのツアー最終の編集と、うなぎを捕るための罠できませんで。

せめてもの救いが、夜ボクシングに行ける元気はあったこと。

おじさまから、久し振りにタモングしようと誘われる。
ちなみにタモングとは、魚釣りで使う網でイカや魚を捕る事。
過去に、トビウオ、イカ、カニばかりか、50cm越えのトラフグも。(これは取り損ねたが)

迎えに行くと、すでに酔っぱらっているし。(笑)
聞けば、おじさんの親友も合流との事。

さて、現場はおじさんの実家があった付近。ばぁちゃんが死んで実家を処分してから来てないはず。

私が準備してたら、もう2人ともさっさと始めてるし。
おじさんの友達はすぐに分かったが、
おじさんはーーー 
すでに結構遠くまで行っているし。
 
タモとバケツを持ち、おじさんの近くに。
私も始めるが、台風の風のせいか全く獲物がいない。

こりゃダメだと、早々に私は片付け、ライトで獲物を見つけるだけのお知らせ係に。
おじさんもライトとタモを持って探している。
POPOPO

ふと近くで、ボラが跳ねたような音が。
ん、おじさま何処よ?
姿見えんし。

いや、もしかしてと海を照らすと、おじさま、2m以上落ちて浮いてるし。
すぐさま、お友達も大声で呼んで来てもらう。

ロープが近くにあり、泳いで行って掴むのを確認。
これで死ぬこともなし、握ってたタモは受け取るが、懐中電灯だけは放そうとしないし。
大笑い。

さて、どこかに階段がないかと探してたら、25m先に発見。
引き返して、タモをつかませてそこまで引っ張っていこうと思い戻ったら、おじさんのサンダルが脱げて流されていき、それを取りに行こうと、ロープから手を離し泳ぐおじさん。

サンダルなんかええから、つかまっとき!
言うも、全く聞く耳持たず。

よく子供が、川に落ちたサンダルを取ろうと溺死するパターン。
顔をつけ泳ぎ、息継ぎしてナマケモノのように泳ぐが、だんだん力なく弱まっていく。
ちなみに肺が、手術であんまり無いおじさんなんで、肺活量も無い。

やばい、最悪飛び込まねばとスマホだけ地面に置き待期。
おじさんもやばいと思い、諦めてどうにか引き寄せたロープにつかまる。

さて、タモを伸ばし階段まで誘導しようと思いきや、ロープを使って上がろうとする。
いや、服でずぶ濡れになって重くなってるし、無理だからちょい待ちというが、酔っ払い親父は全く言うことを聞かず。

もう、と思いながらお友達と2人で、やっとこさ引き上げ成功。
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サンダルも履かずにそんなことをするんで、体中牡蛎で切れて血が出てるし。
言うこときかんおじさんと2人で来てたら、死ぬところやった。

さて、帰るぞとずぶ濡れで車に乗ろうとするんで、ダメ~!!
私も落ちた事があるので、その時の教訓から予備の服は車に常備。
それに着替えさせ帰宅しようとうると、財布が入った鞄が無いと。

探すもないし、家の下で忘れた可能性大。
人通りが多いんで、絶対に無いと思いきや、おじさん宅に戻り確認。
暗かったのでボンネットに置いてた鞄はそのまま。

人騒がせな小父さまだ。

さて、今回思ったことは、2mくらいから落ちても、綺麗に落ちたらほとんど音がしない。
魚がはねたくらい。

それから、溺れかけた人は、助けての声が出せない。
それでプールの近くで溺れていても、誰も知られず死んでしまう。
これは過去、娘と姪っ子がプールで溺れているのを発見して助けた時にも経験したこと。

それより、酔っ払いを海の近くに連れて行っちゃダメですね。
過去、人命救助したときも、酔っ払いで携帯見てて落ちてたし。
落水事故の後日談 : 疑似餌工房 座敷童子 〔別館〕 (dreamlog.jp)



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動物触れるとこに行き、死んだはな君に似た子を撫で涙腺崩壊。

帰ってペコちゃんとの悲しい対面が待ってます。

調子が悪かったペコちゃん。
病院通いで毎日薬も頑張って飲み、最近はもう病院に行かなくてもいいのではと思えるくらい。
今度は、8月12日の診察予定。

テレビ見てても、ずっと側にいて元気に夫婦の間を飛び回っていました。
日曜日まで。

月曜日、ちょいと元気がないように見え、エアコンで冷やしている部屋も、ペコちゃんのとこだけはサーモスタットで30度に。
火曜日、仕事から、帰るとやっぱ変。
明日は、横浜に行かないと行けないんだけど。

万が一を考え、診察券と移動用のケースをテーブルの上におき出発。
あとは、娘が来て様子を見てくれる予定。

娘到着。
具合の悪さが進み、病因に電話するも水曜日は午前中だけ。
完全予約制の病院なんで、朝一に電話して診察してもらうことに。
ただ、県をまたいでいくので、もってくれればいいんだけど。

コンサート開始。
途中、ペコちゃんが急に頭に現れる。
もしかしてーーー

コンサート終了。
スマホの電源入れるとラインが。
見るとペコちゃんが死んだ知らせ。
 
吐いて汚れてた体を綺麗にしてくれてました。
家に帰るまで女房には秘密。
ペコちゃん大丈夫かねぇ?
聞かれる度につく嘘はとても辛く。

結局、翌日家に帰って知らせ、娘が死んだのはペコとお迎えしてくれました。
 
病院が休みだったので、もうどうしようみ無かったんですが、最後に側にいてあげられなかった。

出発の時に肩にのり、ナデナデしたのがさいごになっちゃいました。
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不幸中の幸いが、娘が側にいて手のなかで看取れた事。

寂しい思いをさせました。


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